2011年7月9日土曜日

ずらすに技あり


「THERE WILL BE A LIGHT」
BEN HARPER AND THE BLIND BOYS OF ALABAMAのアルバム。

イメージは一人歩きするもの。

むかしソウル&ブルースマンが
大挙顔見世する映画があった。

みんなその道ではビックネーム。
田舎の爺ちゃん婆ちゃん法螺話も満載。

若手ベン・ハーパーが淡々と唄っていた。
丁寧に先祖から降臨したように。

彼は窓を少しずらす。
その幅に口元が緩む。

ものを手繰り寄せる。
時に目を塞ぎ時に会話を止め。

みえみえはコピーを生み
「似非自然実践者」が笑み手を差し出す。

歌が唄える人。
楽器も奏でる。

はじめからそうだった。

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