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2012年6月3日日曜日

彫刻家の母を描く


彫刻家 イサム・ノグチ。
知っているようで知らない存在。
その母を描いた映画が上映される。

歴史上の人物は作家の筆ひとつで
善悪どちらにでもかわる。

映画「レオニー」
芸術家の母はどちらへ転ぶか。

2012年2月11日土曜日

コーヒー占い

           














ヨーロッパにはコーヒー占いというのがある。
残った跡に何かがみえるらしい。
じっと目を凝らしてみる。
見えてきたのは映画「サイコ」の冒頭シーン。
今夜はシャワーを浴びるのは止めにしよう...



2012年2月6日月曜日

女優 大竹しのぶ 姿現す






















映画「一枚のハガキ」を観た。
大竹しのぶが自分のネジを緩める。
するともう一人の彼女が現れた。
見てはいけないものを見てしまった。
彼女は女優なんですね。




2010年12月21日火曜日

河瀬直美の目


レンズを介して見る。
擬似的な世界。

そこは人が素を演じる場所。

相手を意識する。
演じる余裕を失う。

「河瀬直美」
彼女の映像は演技を削ぎ落とす。

彼女の目。

ずっとそこにあるもの。
それだけを捉える。

なぜか「小津映画」を感じる。

入り口を異にするが
そこには日本人がいる。

暴飲暴食の成れの果て。
そんな崩れたさもしい風景はない。

欠落したものを補う。
彼女の映画。

2010年12月4日土曜日

過酷な場所


街に住む生き物。
例えばカラス、ツバメ。

天敵を見方につける。
したたかな生き物。

安全と引き換えに。
過酷な環境を選ぶ。

漁場は「先客」が幅を効かせている。
新参者が入り込む余裕はない。

映画「砂の女」

死相があろが萎びていようが
「欲」は突如顔を出す。

食ったつもりが食われる。

色はおかまいなしにすり寄る。
もう人として終わっているのに。

この映画は「人のさが」を見せる。
そこが怖い。