2011年7月25日月曜日

自薦の絵空事


「TEO」
TEO MACEROの作品。

プロデューサーがアルバムを作る。

「私の頭の中を覗きませんか?」
居合わせる者は戸惑いからスタート。

客は断片を拾い上げ紡ぎ
その作業に頭を抱え罵倒する。

昨日は芸術家、今日は愚か者。

このアルバムは実に滑稽だ
仕上げを観客に描かせている。

長年眠っていたものを呼び覚ます。
試し試され聴く者が演者となる。

プロデュースとは如何なるものか
そのインチキさが何とも悩ましい。

0 件のコメント:

コメントを投稿